こんにちは、千です
自営業をしていると毎月末に経理関係の精算をします
1ヶ月間のお金の出入りを計算して、無駄だったところを見直し翌月の予算を立てるわけですが、お金を手にすることに慣れてくると、数字としてしか認知できなかったり、ありがたみを感じなくなる現象があります。
ー少し思い出してみてください。
お年玉をもらって、初めて自由に使える1万円札を手にしたとき。
親からもらっていた数千円のお小遣いから、バイトして数万円を得られるようになったとき。
学生から社会人になって初任給で20万円近い金額を初めて得たとき。
当時の自分には大金と思える額を手にして、心から感謝したりワクワクした経験はありませんか?
やがてそれに慣れて手にする金額は同じ orそれ以上なのに、毎月のように給与として振込されるお金に、喜びや感謝を感じなくなった経験はありませんか?
これは金額が変わっても同じで、毎月100万円,1000万円となっても、同じように慣れて同じように感じるのです
個人的にこの慣れ現象をとても良くないと思っていて、その打開のために、経理精算すると同時に収支ひとつひとつに関わってくださった方の感情を振り替えるようにしています
・あの時僕が受け取ったお金は、ありがとうの対価になっていただろうか
・想いを理解して、お悩み解決のお手伝いができていただろうか
・本当に困っていることへの貢献ができただろうか
・自分が相手の立場だったら、同じ気持ちで同じ額を支払えただろうか
そんなことを考えています
当たり前ではないことを、当たり前のように誤認して、喜びを感じられなくなる心にはなりたくないですね
-千と出会ってくださった皆様へ-
毎月、ありがとうメッセージが届くと思いますが、あれはこのような気持ちでお送りしています
うっとうしいなんて言わないでね笑
萬天堂 千