こんばんは、志貴です。
一度会った人と、
もう一度会う。
初めましてのときとは、
少し違う楽しみがあると思います。
声を知っている。
どんなふうに笑うか、
なんとなく覚えている。
前に話したことの、
続きがある。
最初の一言も、
少し出てきやすくなるかもしれないね。
でも僕は、
一度会っただけで、
その人のことを分かったとは思いたくありません。
最初に会った日は、
たまたまたくさん話したい日だったかもしれない。
本当は静かに過ごすことも好きだけど、
緊張して話し続けていたのかもしれない。
前に美味しそうに食べていたものも、
今日は違うものが食べたいかもしれない。
同じ人でも、
その日の気分は違うから。
「貴女はこういう人だよね」
って、
早く決めてしまうのは、
少しもったいないと思うんです。
前のことを覚えているのは、
大事にしたい。
でも、
覚えていることだけで、
今日の貴女を見ないようにしたい。
たとえば前に、
気になる映画の話をしていたなら。
「そのあと観た?」
って聞いてみる。
観たなら感想を聞きたいし、
まだなら、
今は別のことが気になっているのかもしれない。
そこからまた、
新しい話が始まる。
そういう会い方ができたら、
嬉しいです。
季節も、
少しずつ変わっていきますね。
前に会った日は冷たいものを飲んでいて、
次は温かいものを選ぶかもしれない。
上着が一枚増えたり、
帰る頃には暗くなっていたり。
同じ場所でも、
前とは少し違う。
人と会うことにも、
そんな変化がある気がします。
もちろん、
二度目だからといって、
急に距離を縮めなくてもいいです。
前より話せなかったとしても、
何か失敗したと思わなくていい。
今日は少し疲れているんだなとか、
落ち着いて過ごしたいんだなとか。
その日の貴女と、
その日の時間を作りたい。
僕の方も、
前に会ったときから、
新しく知ったことや、
気になっていることがあると思います。
そういう話を持ち寄って、
少しずつお互い知っていることが増えていく。
前の続きもあって、
初めて聞く話もある。
会うたびに、
その両方があったら楽しいよね。
もし次に会えたら。
「久しぶり」
のあとで、
今日の貴女の話を聞かせてください。
初めて会った日より、
楽に話せるところがあって。
それでも、
目が合うと少し照れるところは残っている。
そんな二度目を、
僕は楽しみにしています。