【匂いと記憶の関係・プルースト効果】
「嗅覚からの刺激は、記憶機能を担う脳の海馬に強く影響を与える」
「特定の香りから、その香りに紐付く記憶が想起される現象をプルースト効果という」
特定の香りを嗅いだとき、過去の記憶が鮮明に蘇ることがあります。
これは『失われた時を求めて』の作者、マルセル・プルーストにちなんで、プルースト効果と呼ばれています。
『失われた時を求めて』の主人公は、紅茶に浸したマドレーヌを口にしたときに過去の記憶が蘇りました。
私も先日、ジムでのトレーニング中に嗅いだ誰かの柔軟剤の香りで、小6か中1の時に熱中していた初めてのFPSゲームである『Battlefield 3』を思い出しました。
実家のリビングのテレビを永遠に占領して遊んでいました。
脳の仕組み上、「香り」は脳の記憶機能を担う海馬という部位を強く刺激するようです。
そのため、香りと記憶は強く紐付けられ、プルースト効果が現れるのです。
セラピストになる前、プライベートでパートナーにオイルマッサージをしていた頃は香り付きのオイルを使っていました。
同じオイルの香りを嗅げば、当時の記憶も鮮明に思い出すのかもしれません。
施術の際は無香料のオイルを使うことにしています。
理由は、香りの好みは人それぞれで、中には嫌いな匂いもあるかもしれないからです。
当時使っていたオイルも、個人的にはなかなかクドかったです。笑
やはり、好みが分かれないという意味で無香料は使い勝手が良いです。
現在、オイルマッサージには無香料のホホバオイルを使用しています。
ホホバオイルは保湿や美容に効果的だそうです。
ご利用お待ちしております!