地下で描いた物語の隙間に
しゃぼん玉の夢が落ちている
指先で弾けて
七色の雫がこぼれ落ちる
街角に埋もれた花に
希望の歌を感じたまま
オレンジに溶けた影だけが
夜の壁に寄りかかっていた
陽だまりの細道を歩いた記憶が
胸の奥に音を流す
答えのないビートの波が
渦を描くフロアに散らばって
夜明け前の時計塔をくぐり抜け
約束の森へ向かう
花の欠片が舞う季節のあとに
パズルのピースが残って
刻んだ言葉の奥で
葉の落ちる水音がしている
浅い眠りに沈めた思いが
光りの色を変えて
壁を見上げる夢ほど
沈まない陽の中で光っていた
熱さで揺れる蜃気楼
瞼に映る街が滲んでいく
誰も気づかない夜の道端で
月夜が背中を押す
トンネルの上を流れる川に
秘密の鍵が落ちていく
砕けた階段を登って
夢の続きへ歩いていく
探した物語の先で
影が翼を広げていた
鏡に反射する瞳が
夜明けの街を覚えている































































































































































































































