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写メ日記

全63件中1~10件を表示

龍生の投稿

地下で描いた物語と花の欠片と、夜明けの街

06/26 11:23 更新

地下で描いた物語の隙間に
しゃぼん玉の夢が落ちている

指先で弾けて
七色の雫がこぼれ落ちる

街角に埋もれた花に
希望の歌を感じたまま

オレンジに溶けた影だけが
夜の壁に寄りかかっていた

陽だまりの細道を歩いた記憶が
胸の奥に音を流す

答えのないビートの波が
渦を描くフロアに散らばって

夜明け前の時計塔をくぐり抜け
約束の森へ向かう

花の欠片が舞う季節のあとに
パズルのピースが残って

刻んだ言葉の奥で
葉の落ちる水音がしている

浅い眠りに沈めた思いが
光りの色を変えて

壁を見上げる夢ほど
沈まない陽の中で光っていた

熱さで揺れる蜃気楼
瞼に映る街が滲んでいく

誰も気づかない夜の道端で
月夜が背中を押す

トンネルの上を流れる川に
秘密の鍵が落ちていく

砕けた階段を登って
夢の続きへ歩いていく

探した物語の先で
影が翼を広げていた

鏡に反射する瞳が
夜明けの街を覚えている

6598

風に乗せた言葉と形を変える瞳の記憶と、七色のグレー

06/22 11:15 更新

月を背にした部屋の光が
窓に写る横顔を照らしている

夕暮れを見上げる器の空
雲を歩く温度がほどけていく

風に乗せた言葉が
硝子の奥を温めていた

壁の文字が霞んで
風船に乗って溶けていく

道を照らして伸びる影
宙の明かりに滲んでいる

夜の果てが沈むまで
視線が空気に反射して

朝の扉が開く頃には
模型の街に川が流れていた

形を変える瞳の記憶が
雨の色を変えていく

偽りの鍵束を
海の底へ落としたまま

煙に埋もれた香りが
深い波の道に残っている

朝陽が昇る前の静けさも
眠りの隙間に沈んで

頬を伝わる温度が
光る影にほどけていく

音の漂う夜の中で
肌の熱さを感じる

歌うような笑顔が
形の無い扉を開けていく

物語の続きを手帳に描いて
瞼の奥で揺れる

照り返す熱の静けさが
足元の鼓動に重なっていく

青く霞んだ虹の向こうで
七色のグレーが橋を架ける

6598

曇りのキャンバスと迷いの森と、砂の道

06/15 22:36 更新

七色を纏った雨が
窓に流れて線を描く

曇りのキャンバスに
白い絵の具が滲んで

濡れた歩道の水たまり
道端に虹がかかる

言葉に込めた銀の球
ポケットの奥で光を弾いて

風を編む街路樹の葉が
季節のトンネルを抜けて

追いかけた本のページに
雫の欠片が挟まっている

針の音が響くホームで
月のレールが影を伸ばす

硝子に寄りかかる横顔が
夜空の隙間を見上げている

迷いの森の足跡に
雲のアーチが連なって

石畳の迷路のその先に
青の洞窟が広がっていく

頬を濡らす街灯が
熱い背中を冷やして

空気のカーテンが色づいて
囁く風が通り抜ける

砂の道を歩いて
宙の水を持ち帰る

天井の無い劇場で
光が輪郭を照らしている

6598

音符の便箋と硝子の部屋と、砂の足跡

06/08 19:38 更新

昼間の街灯が写る窓
足元に雲が流れる

手の中で誓った温度が
静かな朝に滲んでいく

音符の便箋を
机の上に置いたまま

橋を渡った街並みが
夜の灯りに溶けていく

風が渦を巻くホームの中
白い音色が続いている

雨に滲んだ言葉たちが
空の青に流れていく

喧噪に重なる月明かりが
夜道を照らす影を落として

繰り返す音の中で
笑顔の記憶を抱きしめる

走り抜けた街路樹の先
季節の香りが手を振っていて

雲の柱を昇る光が
宙の景色を描き始める

硝子の部屋の灯火が
胸の奥の扉を押す

駅で見上げた光る海に
砂の足跡を残しながら

6598

日記に残した音と空と雲の隙間と、月明かりの昼間の道

06/02 09:46 更新

日記に残した音が
窓辺の陽射しと重なる

最初に書いた文字が
風の色に染まる

花を置いた机の片隅で
道端の夢を思い出す

夜景が写る空の向こう
白い月が溶けていく

遠くに浮かぶ落葉の坂道
足跡の軌跡が光っている

影を踏む靴底に
雨上がりの季節を乗せて

改札を抜ける風の匂い
小屋の扉をそっと押す

空と雲の隙間に
白い羽が輝いて

鼓動に閉じ込めた願いが
霧の雨に蒸発する

枯れ葉舞うビルの窓に
トンネルの宇宙が映り込む

空白の文字の続き
鏡の奥で揺れている

歩いたページの距離が
物語の線を描く

月明かりの昼間の道
時計の針が輪郭を落とす

6598

昼間の月明かりと風のトンネルと、鏡の中の物語

05/29 19:50 更新

昼間の月明かりが
ガラスのカーテンに反射する

雨上がりの草が香る道
刻んだ足音が浮かぶ

風のトンネルを抜けて
夏の吹雪が空に舞う

擦り切れた写真の温度が
手紙の中に残ったまま

月の影を跨ぎながら
眠りの浅い街角を歩く

雲の柱で響く音が
光の線で絵を描く

誰もいない劇場の改札
天に向かって風が吹く

呼吸の中の時間が
進む列車に溶けていく

流れる背景はスローに
青の景色に漂って

夜明けのいつもの空に
寄りかかる灯りが背を叩く

銀の手すりの向こうで
鏡の中の物語が続いている

6598

迷路の階段と花束を抱えた冒険と、空から落ちた栞

05/27 10:50 更新

うたた寝で描いた線が
陽だまりの背中を流れる

迷路の階段を歩く音が
傘の森に溶けていく

壁際で揺れる洗濯物
乾かない気配を抱えたまま

夜景が曇るガラスに
知らない街の灯りが滲む

トンネルの街を潜って
伸びる影を探している

会話が切れた扉の前
ポケットの切符を探す

花束を抱えた冒険が
記憶の色を照らす

雨に濡れた本の隙間に
空から落ちた栞が挟まる

夜道の体温が
香りの中に残り続ける

窓の街灯が遠ざかって
冷たい空気が頬をかすめる

戻らない駅を降りて
帰りのトンネルを見つめている

夜更けの霧の空から
柔らかい光が落ちて

道端の花だけが
静かに咲いている

6598

小屋に落ちる雨のカーテンと瞼の窪みに落ちた雫と、揺れる光の粒

05/25 09:31 更新

落ち葉で霞んだ灯りが
車輪の響く夜を照らしている

小屋に落ちる雨のカーテン
雲の中に低い音が流れる

見上げる扉の向こうで
影の中に時間が溶けていく

瞼の窪みに落ちた雫
指先に残ったまま

揺れる光の粒が
窓の外を流れていく

川を流れる感情が
手の隙間に沈んでいく

背中から遠ざかる気配を探して
道端を歩き続ける

胸を離れない夢だけが
霧の中で呼吸をしている

6598

青く煙る灯りと無音の空気と、空に溶けた夜

05/19 22:49 更新

青く煙る灯りが
渦を描く夜を染めている

グラスの泡に身を寄せて
円の影に溶けていく

無音の空気の奥で
物語が呼吸をする

世界を流れる時間が
鼓動のリズムを変えていく

汗で滲む瞳の先
オーロラのカーテンが降りる

記憶にリンクする音の中で
感情の模様が浮かび上がる

空に溶けた夜の温度が
砂の結晶に形を変える

月に反射する街の灯り
レンガのトンネルを抜けて

時計に落ちる陽の光が
旅の続きを照らしている

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雲に流れる景色と珈琲に映る瞳と、本に挟んだ航海の栞

05/18 11:34 更新

音が消えた電車内
朝陽の雫が窓を染めている

雲に流れる景色が
青の入り口に近づいていく

壁を流れ落ちる光の粒
笑い声の中に滲んでいく

珈琲に映る瞳
胸の中で瞼を閉じて

冷めた朝の窓際
煙の中に意識が沈んでいく

いつもの通りの見えない道で
小さな音楽が希望を囁く

本に挟んだ航海の栞
言葉の地図が旅をする

眠る前の静かな部屋
時間の欠片を並べながら

揺れる影の中で
まだ朝を待っている

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