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写メ日記

全61件中1~10件を表示

龍生の投稿

曇りのキャンバスと迷いの森と、砂の道

06/15 22:36 更新

七色を纏った雨が
窓に流れて線を描く

曇りのキャンバスに
白い絵の具が滲んで

濡れた歩道の水たまり
道端に虹がかかる

言葉に込めた銀の球
ポケットの奥で光を弾いて

風を編む街路樹の葉が
季節のトンネルを抜けて

追いかけた本のページに
雫の欠片が挟まっている

針の音が響くホームで
月のレールが影を伸ばす

硝子に寄りかかる横顔が
夜空の隙間を見上げている

迷いの森の足跡に
雲のアーチが連なって

石畳の迷路のその先に
青の洞窟が広がっていく

頬を濡らす街灯が
熱い背中を冷やして

空気のカーテンが色づいて
囁く風が通り抜ける

砂の道を歩いて
宙の水を持ち帰る

天井の無い劇場で
光が輪郭を照らしている

6598

音符の便箋と硝子の部屋と、砂の足跡

06/08 19:38 更新

昼間の街灯が写る窓
足元に雲が流れる

手の中で誓った温度が
静かな朝に滲んでいく

音符の便箋を
机の上に置いたまま

橋を渡った街並みが
夜の灯りに溶けていく

風が渦を巻くホームの中
白い音色が続いている

雨に滲んだ言葉たちが
空の青に流れていく

喧噪に重なる月明かりが
夜道を照らす影を落として

繰り返す音の中で
笑顔の記憶を抱きしめる

走り抜けた街路樹の先
季節の香りが手を振っていて

雲の柱を昇る光が
宙の景色を描き始める

硝子の部屋の灯火が
胸の奥の扉を押す

駅で見上げた光る海に
砂の足跡を残しながら

6598

日記に残した音と空と雲の隙間と、月明かりの昼間の道

06/02 09:46 更新

日記に残した音が
窓辺の陽射しと重なる

最初に書いた文字が
風の色に染まる

花を置いた机の片隅で
道端の夢を思い出す

夜景が写る空の向こう
白い月が溶けていく

遠くに浮かぶ落葉の坂道
足跡の軌跡が光っている

影を踏む靴底に
雨上がりの季節を乗せて

改札を抜ける風の匂い
小屋の扉をそっと押す

空と雲の隙間に
白い羽が輝いて

鼓動に閉じ込めた願いが
霧の雨に蒸発する

枯れ葉舞うビルの窓に
トンネルの宇宙が映り込む

空白の文字の続き
鏡の奥で揺れている

歩いたページの距離が
物語の線を描く

月明かりの昼間の道
時計の針が輪郭を落とす

6598

昼間の月明かりと風のトンネルと、鏡の中の物語

05/29 19:50 更新

昼間の月明かりが
ガラスのカーテンに反射する

雨上がりの草が香る道
刻んだ足音が浮かぶ

風のトンネルを抜けて
夏の吹雪が空に舞う

擦り切れた写真の温度が
手紙の中に残ったまま

月の影を跨ぎながら
眠りの浅い街角を歩く

雲の柱で響く音が
光の線で絵を描く

誰もいない劇場の改札
天に向かって風が吹く

呼吸の中の時間が
進む列車に溶けていく

流れる背景はスローに
青の景色に漂って

夜明けのいつもの空に
寄りかかる灯りが背を叩く

銀の手すりの向こうで
鏡の中の物語が続いている

6598

迷路の階段と花束を抱えた冒険と、空から落ちた栞

05/27 10:50 更新

うたた寝で描いた線が
陽だまりの背中を流れる

迷路の階段を歩く音が
傘の森に溶けていく

壁際で揺れる洗濯物
乾かない気配を抱えたまま

夜景が曇るガラスに
知らない街の灯りが滲む

トンネルの街を潜って
伸びる影を探している

会話が切れた扉の前
ポケットの切符を探す

花束を抱えた冒険が
記憶の色を照らす

雨に濡れた本の隙間に
空から落ちた栞が挟まる

夜道の体温が
香りの中に残り続ける

窓の街灯が遠ざかって
冷たい空気が頬をかすめる

戻らない駅を降りて
帰りのトンネルを見つめている

夜更けの霧の空から
柔らかい光が落ちて

道端の花だけが
静かに咲いている

6598

小屋に落ちる雨のカーテンと瞼の窪みに落ちた雫と、揺れる光の粒

05/25 09:31 更新

落ち葉で霞んだ灯りが
車輪の響く夜を照らしている

小屋に落ちる雨のカーテン
雲の中に低い音が流れる

見上げる扉の向こうで
影の中に時間が溶けていく

瞼の窪みに落ちた雫
指先に残ったまま

揺れる光の粒が
窓の外を流れていく

川を流れる感情が
手の隙間に沈んでいく

背中から遠ざかる気配を探して
道端を歩き続ける

胸を離れない夢だけが
霧の中で呼吸をしている

6598

青く煙る灯りと無音の空気と、空に溶けた夜

05/19 22:49 更新

青く煙る灯りが
渦を描く夜を染めている

グラスの泡に身を寄せて
円の影に溶けていく

無音の空気の奥で
物語が呼吸をする

世界を流れる時間が
鼓動のリズムを変えていく

汗で滲む瞳の先
オーロラのカーテンが降りる

記憶にリンクする音の中で
感情の模様が浮かび上がる

空に溶けた夜の温度が
砂の結晶に形を変える

月に反射する街の灯り
レンガのトンネルを抜けて

時計に落ちる陽の光が
旅の続きを照らしている

6598

雲に流れる景色と珈琲に映る瞳と、本に挟んだ航海の栞

05/18 11:34 更新

音が消えた電車内
朝陽の雫が窓を染めている

雲に流れる景色が
青の入り口に近づいていく

壁を流れ落ちる光の粒
笑い声の中に滲んでいく

珈琲に映る瞳
胸の中で瞼を閉じて

冷めた朝の窓際
煙の中に意識が沈んでいく

いつもの通りの見えない道で
小さな音楽が希望を囁く

本に挟んだ航海の栞
言葉の地図が旅をする

眠る前の静かな部屋
時間の欠片を並べながら

揺れる影の中で
まだ朝を待っている

6598

屋上の水溜まりと金色の街路樹と、風に流れる音

05/13 19:44 更新

屋上の水溜まりが
自由への迷路を照らしている

溢れた言葉が
冷たい風に溶けていく

金色の街路樹を見上げて
永遠の坂道を登る

蜃気楼の窓の外
街の灯りが騒がしい

地下室の冷めたコーヒー
夢の奥に沈んでいる

路地裏の坂道を歩いて
霧の呼吸を整える

紛れ込んだ感情が
石畳の上で共鳴する

ただ眠りにつく夜の狭間で
揺れる影を感じている

朝を待つ部屋の中で

風に流れる音だけが
静かに続いている

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川に溶ける夕陽と遠回りの路地裏と、オレンジの夜

05/10 22:17 更新

川に溶ける夕陽が
感情の色で揺れている

雨が乾いた舗道に
影が重なって伸びていく

頬に触れる仕草が
街灯の下で揺れる

囁く空気が
時間の距離を縮める

遠回りの路地裏
足跡の軌跡が残る

階段を昇る淡い光
噴水の香りが漂う

青の道を降りて
指で弾いたコインの
模様が変わる

花を抱えた時間は
音の川に沈んでいく

丘を歩いた歩幅が
オレンジの夜に残っている

6598

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