ウイスキーの琥珀を、グラスに落とした瞬間
ふわりと立つ深い香りが、彼女の胸の奥に潜み
眠っていた熱がそっと呼び覚ます。
その波紋は夜の闇にとけて広がり、
ふたりの距離を甘く縮めていく。
「味を決めるのは樽でもなく、熟成年数でもなく
この香りと震えを隣で、受け止めてくれる
あなたですよ❤︎」
そう囁くと、キザに決めながらも、
股間が硬くなってしまう… (汗)
すると、彼女の視線がゆっくりと
かすかに揺れ、指先がグラスの縁をなぞる。
その小さな軌跡が、炎のような官能をはらみ、琥珀の余韻と絡み合いながら、胸の奥に
じんとした熱を落としてくる…
静寂を軸に生きてきた自分の空気が、
彼女の呼吸と重なった瞬間…
ウイスキーよりも濃く、自分よりも深く、
“あなた”という存在の熱に酔わされて
いるのだと、悟ってしまう…































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































